
富士フイルムがまたしても大幅な値上げを行うということで、今後買う人、使う人が減るんじゃないかって思った僕です。
出せる金額というものはあってですね、僕の場合フィルム1本1200円前後だったんですが、これ以上超えてくると買うことを躊躇っていました。
将来性があり残り続けるモノならいいんですが、フィルムとは消費されているモノであり、写った内容が良ければ価値が出るというものなんですね。
あれこれカメラユーザーは考えまして、まずは節約しようと奔走します。安い現像できるお店を探す、現像を自家現像に変更するという方法ではあるんですが、根本的なフィルム自体を安くするには買うお店を変える、ポイントで買うようにしていくしかありません。
現実的に考えて安くするというのは難しいことが分かります。現像やデータ化コストのみにしか消費者側では対応できませんし。フィルムは輸入コストなど、フィルムメーカー以外の問題も含めて価格が決定されています。
国内フィルムメーカーでは輸送コストを節約することは輸入されるフィルムより可能なはずだったんですが、日本という国は輸入に頼る国であり、フィルム自体の原材料輸入コストが高くなる、フィルムユーザーの需要が安定しないので、どうしても製造コストが高くなってしまいます。
僕からすれば大幅値上げと言われていますが、大企業の海外株主たちからすれば知ったことでありません。株価は数字と将来性を見て買うものですから、今まで企業側が総会で質問されているフィルム部門について、令和まで続けられているのが凄いと思うんですよ。
富士フイルムのフィルムの高騰そのものは仕方ないし、売り手側の権利でもあります。フィルムを価格を安くしたいのであれば筆頭株主になって頂くことが現実的。
もしくは部門廃止時に部門まるごと買って、組織なのか分かりませんが製造管理販売まで一括してやって頂くしかありません。大企業や大富豪の味方につけるしかありませんが、最低でも感材工場の維持費などを計算し運営できるほどの販売数をたたき出せるのかが分かりません。
正直、僕からすれば富士フィルムであるから使ってきたところもあるし、本数を減らす撮影枚数を減らす、購入できるほどの余裕を生むことを選びました。僕は実際行動を起こして転職という道を選んだわけです。
趣味を続けていくために生活をしていくために転職を選んだわけで、値上げしたからと話をしますが、今後はガソリン代も食品も光熱費も上がります。
これを機にフィルムユーザーを辞める人がいても僕は止めません。生きるために必要なら趣味より生活が大事だと思うので。