
クリエイターが食べていくには、大事なのは技術的なものだと考えているんじゃないかと思ったわけです。
イラストレーターがたくさんイラストを描いて、SNSにアップする行為そものは問題ありません。逆に技術力は上がるだろうし効率が上がるので、知名度と技術が入ると思います。
しかし売れていないイラストレーターほど、技術力ばかり上げていこうとするわけですね。たくさん書けるように練習する。たくさん書いて、たくさん売れるようにしていくとね。
よく考えてみてください。
可愛い女の子のイラストを大量に書いても、買ったとして消費できるのって何人います?何枚書けばいくら儲かるか計算しているんでしょうか。手取り20万円を目指すなら税金含めて30万程度は必要。
1週間で6枚5万円で販売したとして30日間休まず5日に1枚ペースで書く必要があります。最低でも6枚売る必要があるだけの価値を生み出しておく必要があります。
3万円ならもっと厳しいでしょう。品質だって担保できない。相手が満足できるレベルで3万円って価値観の違いが生まれたら終わり。離婚する理由みたいなもんです。
実際どの程度描いて売れるかは分かりませんが、今の日本でイラストに対してお金を払えるほどのイラストレーターがいても、買ってくる顧客というのが少ないと思います。SNSは無料というのが大前提で、低価格で販売することに価値があります。
そういう点ではサブスクであるファンティアなどは魅力的なサイトになるでしょうけど、ユーザー頼みになっているんですよ。
小銭稼ぎとしてはいいかもしれませんけど、それ以上にお金が欲しいのであれば付き合いを増やして、もっとたくさんの人に知ってもらえるように作品をどんどんSNSに上げていくことや、ユーザーとの交流を深めていくこと考えておく必要があります。
描き込み過ぎなくても買ってくれるイラストレーターを大事にするユーザーを大事にしておくのが一番大事かもしれませんね。
自分がどういう立場なら、お金を出すか考えること。
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