大阪に住み始めて何年経ったのか忘れてしまった。多分6年ぐらい?7年目?大阪に住んで、たくさんの出会いとたくさんの別れを経験しました。
「どうやったら写真を楽しめ続けられるか」というのは、僕の中では人生の課題になりつつあります。最初のころは写真を載せるところとして、かめてくをスタートさせてブログを開設しました。
現在ではWebGalleryに移行し、写真を楽しむための人生を敷き詰めていくためには時間が足りないということで、かめてくという一つのブランドとして立ち上げることにしました。
それまでにLeica専門ギャラリーを作ってみたりしたのですが、ライカというブランドを借りることになってしまうことになり、ブランドを価値を高めるということは難しいと判断しました。ずっと何を頑張ったとしても「それはLeicaだから」という風に結論づいてしまうからです。
どれだけ頑張っても今まで積み上げてきたライカという壁は大きすぎるのです。僕の手柄にはなりません。あと法的に言えばライセンス問題などがあって、著作権的な大人の事情があるので個人レベルならまだしも、これからコンテンツ化を図って、かめてくをブランド化していくのであれば、切り離していく必要がありました。
ここで、かめてくというブランドを立ち上げるにあたり、ブログメディア「MediaCametek」の運営がスタートしました。
多くの方に読んでもらえるように、TwitterやInstagramなどで情報発信、交流を行うだけではなく、新しいことをチャレンジできる場所を作っていきたい。
写真とは何か。写真を楽しむには。写真という文化にかめてくというキーワードを含ませていくためには何が出来るのかを考えて行動して日々が始まります。
写真を撮ることで、僕に出来ることを伝えていきたい。今ここにいて何を撮るのか。歴史の一部に名を残していけるのも写真だと思います。
かめてくにおいて写真を撮ることは、僕の考え方や思想をお伝えする方法であり、誰かに評価を得る方法ではありません。確かに評価を得たいと思うことはありますが、それは生活ができることが大前提にあると思います。
多くの写真家も飯が食えて呼吸できて生きているからこそ、写真を撮り続けられ、作品を生み出すことが出来たと考えています。
今回はそんな、かめてくが残していきたい写真を複数枚載せておこうと思います。
神戸元町
大阪の街
どこにでもある、ひっそりと「普通」。