
Q写真はどうやったら上手くなりますか?
写真活動をやっていると、写真を上手くなるためにどうしたらよいかと質問されることは多くあります。高い機材、たくさんのレンズ、周辺機器を揃えることで自分に合わせた撮影スタイルを探していくことは可能です。書籍や写真教室など体験して学んでいくことで写真の基礎を作り上げていくことも、とても大事。
やはり基礎を固めた方というのは上手い写真を撮ります。奇跡で撮る写真ではなく理屈で撮る写真を撮れます(但し量産化されやすく面白くない写真も多々ありますので個人差があると思いますが)。芸大生や写真部の方は良い写真を撮る。うまい写真を撮りますが、そこまでなんですよ。
商業写真を撮るのであれば写真部や芸大生でしっかりと基礎を学んでおくと食っていけますし、関連業務を任せられたときに写真の価値を引き上げることはできます。では、写真部や芸大生、教室に参加し、様々な経験をした上手い写真の先。奇跡と理屈を手に入れた上手い写真は才能に溢れた写真なのです。奇跡をモノにするため毎日通い続ける写真家もいますし、危険な山を登る方ももちろんいますので、奇跡と理屈が難しかったり。
才能にあふれた写真
写真部にいて「こいつ写真上手いな」っていうのは感性の違いがあるのかもしれません。見ているところが違ったり、多くの芸術文化に触れあってきたからこそ見えてくるものがあります。多くの写真家が撮影した写真を見ていくというのは、こういう構図もあるのか!と考えさせてくれますよね。僕には才能がないと思ってしまいますが、才能なんて人それぞれでいつ開花するなんて分かりません。
ひどい言い方をすれば開花をしない場合だってあるのです。才能というものはその人が人生で培ってきた思考です。親、先生、周りにいる人間や動物、全ての環境がダイレクトにその人の才能を構築していくのだと思います。生まれた時から才能を持っていたとしても、親が潰す、先生が潰してしまうこともあるのです。
文化に触れていくことは人間にとって大事な、才能を生み出す泉だと僕は考えているので、是非お時間があるときは芸術に触れて欲しいのです。アニメや漫画でももちろん構いませんが創作的なこととして、陶芸や音楽、絵画など。なんでも鑑定団に出てくるような作品に触れていくことをしてみてはいかがでしょうか。
写真の構図を学べば誰だってうまくなった感じがしますし、モノクロ写真にすればもっと上手くなった気がします。カラーで好きなものを写真で納めるようにしてみて、分からないことは写真関連の詳しい人にリアルで会ってみて聞いてみてください。読者として説明することは僕はしません。
きちんと写真サークルなどで僕は教えるようにしていますので、やはり言葉では伝えづらい、ニュアンスを伝えていきたいからです。
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