
2022年6月11日、大阪某カメラ屋さんでLeicaM3を売却しました。買取額は気持ち高め設定で、カメラ屋さんのお気持ちが入っているようでした。売るときに話になったのが「大事にしていたLeicaM3を売るのか」というところ。
いつも行くカメラ屋のお客様、3名の出会いが大きかったんですが、実際には多くの方に出会って、少しずつカメラや写真に対する思いについて考えていました。3名の中の一人は撮影仲間でもあります。
カメラ好きではなくて、本当に写真が好き
僕の周りはカメラに詳しい若い子たちもいるんですが、僕はカメラの性能に詳しく無かったりします。構造は理解していても名称すら知らないことは多々あります。カメラをコレクションすることもなく、転々とメーカーや機種を乗り換え続けているのも、僕自身が納得がいく使いやすさ、性能、写りを吐き出してくれるカメラを探しているからです。100%そんなカメラは存在しないんですが、GFX50S2+ズミクロンは個人的なデメリットはあるものの、ほとんど当てはまるカメラでもあります。
そうなってくるとLeicaM3を持っておくことはフィルム写真と向き合っていくにはちょうどいいかもしれませんが、現状僕は生活費を赤字で暮らしている状態でもありますので、LeicaM3を売ればそれなりの金額にはなるので返済や生活費に充てたりすることは出来るかなと思ったのです。まずは人生と向き合うことが写真と向き合うことでもあると僕の課題でもありました。
但しLeicaM3は工業製品としては美しいフォルムをしています。Leicaコレクターが魅了されるものも分かります。ただ僕はモノを作るのが大好きであって、コレクションをすることより、最高の一品を手に入れたいと思ってしまっているのかもしれません。なのでLeicaM3は借金返済後に買い戻しをしていきたいなと考えています。
LeicaM3ボディは高くても手に入る、Leicaのレンズが市場の出回りが少ないので手に入らない
LeicaM3ボディに関しては現在相場は出ていますが相場が高くても市場にあるんです。しかしLeicaの固定ズミクロンは状態がいいものはほとんどなく、店舗にあったとしてもそれなりの金額がコンディションが悪いものばかりしか並んでいません。レンズに関して手放してしまうと、二度と出会うことはないと思うので持っておきます。
理想としている人が3名できたこと
- 写真を撮る友人であり、人生の先輩であり、兄貴みたいな存在
- 自由気まま、カメラにとらわれず、猫を撮り続ける医療系の方
- いい意味で中立であり、学校の先生という職業でありながら物腰柔らかい先生
理想で近づくことは難しいかもしれませんが、追うことは出来るので僕自身も精進して追ってみたいと思います。
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