フラグシップ機「NikonD5」を持っていたので思い出してみた。

NikonD5について
その企業の技術を詰め込んだものをフラグシップ機で、メーカーを代表する存在です。
- 最大ISO328万(最低ISO50相当もあります)。
- 153点もあるのでAF反応速度が早い。
- 連写が12コマ/秒、ミラーアップで14コマ/秒。
問題点
性能を詰め込みすぎて重たい、大きい。ガラス製の灰皿みたい。
付属品などが高いものやCFカードなどはまだ手に入りやすいですが、XQDカードに関しては新品で買うことになりそう。バッテリーも高いし、中古品の出回りも怪しい。全ての機能を使いこなすのは難しい。プロが使うにも、ここまでの性能は要らなかったりして、最新のフルサイズ機のほうが十分な性能があったりする。
NikonD5を触って見て分かったこと。
僕が買ったのはNikonユーザーだったこともあり、大は小を兼ねるという諺があったからです。性能さえあれば機材の特性や僕自身の知識や技術を挙げていけば済むだけの話になるかなって思ったんですが、重たいのがネックでした。そこまで技術を上げたいとか、知識を増やすほどの興味も薄れてきていて、Nikonである理由、フラグシップ機である必要は無くなりました。
実際、最新デジタルカメラから離れてから、多くの方から写真に関する歴史や知識、技術、感性を学ぶ機会が増えたんです。Leicaのカメラを買ったからかもしれませんが、Leicaの強みかもしれません。歴史の長さは技術の高さや人の多さに比例しますから、僕は現代よりのカメラ好きではなかったというのが答えとしています。
フラグシップ機だからデメリットを挙げていますが、お客様に最高品質の写真や動画を撮るのであれば最高の機材を用意するべきです。そうなるとフラグシップ機であるNikonD6などになるんでしょうけど、検討するべきかと思います。ただ趣味でお金もないのに買うものではありません。ここだけでは注意しておく必要がありますので、まずは貯金から始めましょう。