
ヤフオク、メルカリ、ラクマで横行している転売という手法、簡単にいえばメルカリで買った商品をヤフオクで売るだけの商売で利益を上げる。まだ正しく明記され、しっかり整備されたものであればマシな方で下手すると、水没品や故障品、明記されいない傷や故障、本来安いものを高い価格で購入して大損する場合もある。
そういうトラブルを未然に防ぐために、ネットで買うときに僕も対策として行っていることを書いておく。
僕が教えるチェック項目
1.同じような出品数が異常なまで多い
出品数を見てみるとカメラやレンズばかり。コレクターならいざ知らず、安価なカメラを何十台も保有して一斉売却するユーザーがこんなにいるはずがない。たまにコレクターが引退するために仕方なく手放すにしろ、それなりに価値があるものがほとんどだ。最近のカメラをコレクションしている方なんて聞いたこともないので、このあたりは怪しんだ方がいい。ネットで欲しいカメラを見つけても、まずはカメラ屋に相談して。
2.同じような見出し、同じような画像は注意
同じようなカメラが同じような文章と共に掲載されている。「Wi-Fi機能搭載」「Wi-FiSDカード付」「スマホへ転送」「レア」「新品級」「美品」という文字が見えたら、深呼吸。新品級って何?新品じゃないの?という疑問が浮かんでくる。
3.商品状態の書き方がおかしい
動作コンディションに専門店で動作確認済ということは出品者が動作確認していないし、専門店に本当に出したのか。出しているのであれば書類があるはずです。カビくもりもありません、チリ混入もないと書いてあっても、素人判断であること。紹介ページ下に記号があったりタグがある場合は要注意。記号は出品者の商品管理番号で、タグは検索ワード。検索して釣られて買うような人は良いカモ。
4.商品名を検索する
カメラやレンズの商品名をメルカリ以外でも検索して欲しい。この商品が欲しいと思ったら、まずは検索して欲しい。その出品者だけが出しているわけではないのでもっと安く出品されているかもしれない。もしかすると無在庫転売の可能性もある。
転売対策
転売を対策する方法として最もして欲しいのは親切してくれるカメラ屋を見つけること。僕も指で数えられるほどのカメラ屋には足を運んで顔を覚えてもらっている。価格のサービスや対応の違いなどお茶やお菓子を貰ったり、最新情報を頂くことはある。最新情報を持っていることで、転売を先に動くことが出来たり新品を安く購入できたりすることはある。
長く付き合っていくなら、腹を割って相談できる人としての繋がりを大事にすることこそ、写真を最大限楽しむコツだ。フォトコンテストの応募するときのコツ、写真の撮り方、偽物の見分け方、上がりそうな相場、修理費用の内訳、など色々なことを教えてもらえる。
僕は僕なりの最適解を持って写真を楽しむことが出来る。転売していると値引きしてもらえないことがあるだろうが、僕の場合は下手したらお小遣いを貰うことだってある。ご飯を奢ってもらうことだってある。人生相談に乗ってくれることもあるし、修理も丁寧にしてもらえる。
ぜひ転売が嫌だなぁと思う方は、まずはカメラ屋に相談して欲しい。
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