
撮り鉄が駅員の胸倉を掴んだ事件など、最近では江ノ電外国人罵倒などがあったりと色々の問題が目立つようになっている。他の趣味でももちろん問題は起きている。例えば写真撮影に来た高齢者が立ち入り禁止部分に無断浸入するといった問題は昔からあったことで、幅広い年齢層で発生していることではある。
そういう問題を僕からすれば、どうして撮り鉄ばかりがなぜ、目立ってしまうのか。年齢層や所得層、教養が問題になっているのではないかと思っている。
撮り鉄は若い頃から身近で安価に始めることが出来る
撮り鉄といえど高価な機材で撮影する必要はあるだろうか?100万円あれば十分なフラグシップ機と鉄道撮影に使いやすいレンズが手に入る。安いカメラでいえば1万円からでも鉄道写真は撮ることができるし、スマホでも十分ホームから撮影することができる。
そうなってくると金銭的余裕がない若者が簡単に参入できることが分かると思う。スマホやコンデジでホームから撮影できればいいのであればお小遣いを貯めれば始めることができる。精神年齢が成熟していない若い撮り鉄たちが参入しやすい環境であることが分かる。
スポッター(飛行機を撮影する人)はある程度の機材を揃えるためにお金が必要となる
飛行機を撮影することはどこでも出来る。飛んでいる場所さえ把握できれば、飛行場の近くにいれば撮影は可能である。入場料や運賃がかかるわけではない。しかし、撮影の機材に至っては撮り鉄と比べて揃える機材が多くなる。1万円のコンデジやスマホで始めることはできないので、ある程度の一眼レフと望遠レンズを買うことになる。参入できる若い層が減ってくるので精神的に未熟な若い層が少ないのも当然と言えるのではないかと思う。そもそも犯罪やモラル、ルールを守るという大人が多いのは飛行機を撮る人たちの方なのではないかというのが僕の推測ではある。
所得や年齢層に比例した教養の問題
社会経験を積むことである程度の教養を人間というものを得ることができる、社会経験を積むと同時に社会で働き金銭を得て機材を揃えていく。ある程度の年齢にならなければ飛行機の撮影というのは難しい。所得や年齢層から生まれる教養が多かったのが飛行機という趣味であっただけで、実際には参入年齢層が若い撮り鉄の方が趣味として大衆化されているだけに過ぎないのだと思う。
実際に撮り鉄といえど大人の撮り鉄が問題を起こしたという話は話題としてあるかもしれないが、だいたい若い層ではないだろうか?Twitterで騒がれている層も学生が目立ち、社会人の撮り鉄というのはしっかりとルールを守っているのではないかと判断できる。
大衆化された鉄道写真という趣味の問題解決は?
基本的に法令の厳罰化、保護者の監督責任を強め、強制力が強いものにするために法令の改正を行うことが重要であると思う。フェンスや監視カメラの設置に対する交通インフラへの安全整備を助成することなど行政が企業を支えることが大事になってくるだろう。鉄道会社に勤務する駅員の権限の拡大など法令的な整備が近道かもしれない。
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