
前に構図や光について記事にした神無月餅ですけど、このあたりのことはネットで調べてくれば出てくるし、誰でも考えれば出来ることなんです。じゃあ上手く撮る、綺麗に撮るといった写真を撮るというのはどうやれば上達するのか。
大阪のカメラ屋で出会った富士山ばかり登っている山岳写真家に聞いてみたことがあるのですが「富士山の近くに家を借りて、出来る限り登っている。評価された写真という年間登りつめて10日程度で、どうやって上手く撮るか分からないけど、まずは行かなきゃ撮れないし、もう一度理想の天候を目指していくこと」と教えてくれました。
365日のうち10日しか撮れず、山の天候というのは変わりやすいです。毎日登れて身体が山に慣れて視野が広がります。余裕があるからこそこういう構図で撮ってみようとか思えるようになりますし、毎日登れば反省点を明日以降にすぐ活かせる。僕もそうなんですが、反省点を活かすこともせず、その観光地には一度きりというのは多くありませんか。
何度も同じ観光地に行くことはありませんけど、やはり上手い写真を撮るためには繰り返すのが良いというのは理にかなっていることなんだと思います。スナップ写真というのは気になった物事を含めて目に見えるものは全て写真に撮るというのが一番向いているものです。理屈より先に行動する。
1日1日が同じことをループしているようで実際には同じ人が同じ道を歩かない場所はもちろん存在するのです。僕も出来る限り、撮りたいものを撮るようにしています。スナップ写真以外にも活かせているところはあり、まずは行動してみるのもいいかもしれません。
まずは撮りたいものを撮り続ける、失敗しないように反省し改善すればいいだけです。毎日、カメラを持ち歩いてみませんか。
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