
ライカカメラジャパンとソフトバンクがandroidスマホとして「LEITZ PHONE 1」を発売することになって、やはりというかLeicaを持ち歩いてカメラ屋に訪れるたびに「LEITZ PHONE 1を買わないんですか?」とセールスされる。
もちろん相手も商売だし冗談も含んでいるところはあるから「お金がないから買わない」とか言って買わないようにしている。実際本体価格は18万7920円と高く感じるが、買う人はもちろんいるから商品の否定はあまりしたくないところ。
iPhoneSE第2世代でも5万円という金額だし、もっと高いiPhoneなら29万円近くするような断片的な記憶が残っている(調べてみたらiPhone XS Max 20万円ぐらいするらしい)。iPhoneの中で高いものなら20万円ぐらいするなら「LEITZ PHONE 1」18万円したところで僕は驚かない。
機能性や製造方法は他メディアでみて分かるように、かなりの拘りがうかがえるのに僕は心が動かなかった。
Leicaとはやはりカメラであることと、スマホとは携帯性である。
Leicaというのはバルナックライカ、M型ライカのレンジファインダー機であることが僕にとっては大事なこと。スマホの画面を見てLeicaのレンズで撮影するということがどうしても僕が魅了されたレンジファインダーではないと思う。それならどんなLeicaでもいいわけではないからこそ、まず「LEITZ PHONE 1」はその時点で有り得ないものとなる。
次に言えるのはスマホというよりも携帯電話のメリットとは携帯性にあり、レンズのキャップが付いた時点で携帯性が落ちると思う。僕が持っているiPhoneSEも無駄なものはついていないし、出来る限り引っかからないようにすぐ取り出せることが大事だと思う。バーコード決済をよく使う僕としては使いやすさ、ポケットからの取り出しやすさというのは極めて重要で、簡単なところにメリットを感じている。
どっかに転がっていきそうなレンズキャップやズボンのポケットに引っかかりやすそうなキャップを付ける必要はないと思う。そこまで守るようなレンズをスマホに付けているスマホを買うぐらいなら、Leicaのカメラを買って頂きたいところではある。
ということで僕は「LEITZ PHONE 1」を買うことはないし、否定もしない。僕も金があれば欲しい。家に置いておけば携帯する必要は無くなるので、ゲームぐらいだろうと思ったんだけど、これならレンズに金を出す必要はないので、やっぱり不要だなと思った神無月餅でした。
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