
2021年7月3日土曜日にニコンプラザ大阪に行ってきた。お目当ては2021年7月発売予定「Nikon Z fc」というミラーレスカメラ。2013年に発売されたNikonDfの後継機が発売されたのかと思いきや、全く別物のAPS-C(DX)のミラーレスカメラが発売され、見た目はNikonFのようなレトロでメカニカルなカメラと「攻めてきたな」と思ったカメラユーザーは多くない。
確かに、Olympus PENやOM-D、富士フイルムのXpro、Xシリーズなどレトロスタイルを残したカメラが発売され、一定層に人気があり販売数もそこそこ叩きだしているのは確かにあった。最近のNikonはCanonRシリーズやSONYαシリーズなどに追従する感じだった。
今回の Z fcでは見た目はNikonFのような形を残しつつ、新しいNikonマウントであるZマウントを取り入れ、性能はNikonZ50と同じという、良いとこ取りをしたカメラを発売するということだ。ただNikon社内ではたいぶ議論されたと思う。僕以外のカメラファンたちも感じたらしく、Twitterで話題になるほど。そんなカメラなので気になって今回はニコンプラザで、触ってきた。
Nikon Z fcを触って感じたこと。
ニコンプラザで触ってみて最初に感じたのは、見た目以上に軽い。マグネシウム合金を使っていることが大きく、小型軽量化に成功していることが分かる。NikonFのようなフォルムをしていて、NikonDfを過去に持っていた僕は「いいなこれ」と思ってしまった。
フィルムユーザーでもある僕からすればNikonFは気になる存在でもある。NikonDfはフィルムユーザーのためのカメラだったが、重たさを感じたところもあった。フルサイズである必要があるかといえば、それは趣味をどこまで見据えていくかにもよる。スマホで見る程度ならAPS-Cのセンサーサイズでも十分だし、フルサイズである必要は正直言ってない。
フルサイズがいいぞ!と言っているのは、押し付けているだけに過ぎないので、APS-Cでも事足りることはある。大きさはあれば、それだけ重たくなるし、カメラリュックも大きくなる。大きいというのは携帯性や行動範囲を狭くすることに繋がるなら、あえて軽量化を実現し、小型されたZ fcは魅力的なカメラともいえる。
やはりネットでみた写真通りに、レンズの口径は大きい。Zマウントは大きいように感じるし、レトロな姿をしたZ fcにZマウントにはレトロスタイルなレンズがないため、アダプターを噛ませてオールドレンズを使うことが見た目的にはいいかもしれない。
バッテリーも持ちに改善が必要という情報もあるが、これはUSB給電で相殺される問題だと思う。バリアアングルモニターがあったり、瞳検出AFついてたり、大きいのはレトロな外観が人気を博すとは思う。
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