
写真作家の神無月餅です。
いろんなものを撮影し続けているわけですが、やはり基礎知識があってこその今の僕があったりします。今は自由気ままに撮影していますが、構図を意識したものがほとんど。基礎を知ることで応用することができますし、記録から芸術へと形を変化させることができます。
全ての写真がこうあるべきかと言われると、僕として押し付けてまで基礎やテクニックを覚えるのではなく、自然な形で自ら覚えていこうとする姿勢が大事なのだと思います。言われる前に書籍を買うとかして覚えていくのはとても大事なことだと思います。嫌々覚えたことは忘れようとするのが人間ですからね。
今回は一人で多くの方に、基礎知識を覚えて欲しいということで、色々なお話をしていこうt思います。難しい話はしたくないので、分かりやすくご説明出来ればと。参考書がてら読みながら検索して頂けたら嬉しい。
構図について知る。日の丸、三分割、放射
構図というのはどこに意識を持っていくかというもので、被写体そのものに基準に考えていく場合と被写体ではなく、意識を促すために使う場合があります。構図を撮ることに慣れていけば迷うことなく、頭に浮かんで撮影できるようになっていきます。このあたりは「たくさん撮れ」と言われる所以なのかもしれません。
日の丸
武田尾で撮影したもので、トンネルの出口を日の丸構図の中心点としています。日本国旗に例えたもので被写体や意識させたいものを中央に配置します。
三分割
タテヨコに三分割にして9枠が出来るような構図です。交差しているところに被写体を置くようにするのですが、今回でいうと沖島の猫に交差する部分を合わせています。背景に琵琶湖を入れています。
放射
ピントはこだま500系ですが、ホームに対して放射構図にしました。こうすることで長さや乗車客の背景など、こだま500系以外の周りの風景を見せることが出来ます。
アングルを変えることで自分らしい構図というものに変化しますし、たくさんの被写体に応用できるものです。様々な撮り方を覚えることで何か印象付けさせたり、背景自体をただの背景で終わらせない構図づくりを考えてみましょう。
といっても、いきなり意識して撮影してみてください。とは難しいです。
たくさん撮ったあとに考察する
構図を考えながら撮影するのも難しいので、最初は好きなように撮影するように心がけてください。次に撮った写真を構図に当てはめて考えていくというのを繰り返していきます。撮影するところから入るのではなく、写真を見ながら構図をこうすればよかったなど反省して改善していくのも効果があります。
たくさんの人の写真を見ることや、プロのカメラマンの写真や有名な写真家の写真を見ていくのも、やはり勉強になるのです。誰かの写真を真似して撮っていくのも勉強になりますが、に似すぎてしまっては話になりませんので、たくさんの写真を広く見ていくことがオリジナリティがある写真を撮るコツだと思います。
僕の場合はスナップが多いですが、基本的に誰かを真似たりすることはありません。ただ撮ることに専念することは多く、スナップ写真を撮影している方の行動は真似してみたりしていますが。まずは好きな写真を撮って自分で考察してみることこそが成長の一歩かもしれませんね。
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。